後漢の永平五年(62)のことである。 会稽(かいけい、浙江省)の劉晨(りゅうしん)と阮肇(げんちょう)という人が、薬草を採りに天台山へ入ったところ、道に迷ってしまった。 山の中をさまようこと十三日に及んで持参した食糧も尽き、もうだめだと観念し…
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