壮士の某(なにがし)が湖広(ここう、湖北湖南一帯のこと)の古寺に泊まっていた。 ある夜、明月があまりに美しかったので、某は寺を出て辺りを散策した。ふと見ると、林の木々の間を何やらふわふわ飛んでいる。目を凝らしてみたところ、唐巾(とうきん、頭…
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