東晋の隆安(りゅうあん)年間(397〜401)のことである。曲阿(きょくあ、江蘇省)の謝盛(しゃせい)が湖に舟を浮かべて、菱の実を採っていると、一匹の蛟(みずち)がこちらに向かって泳いで来るのが見えた。 謝盛は舟を操って逃げようとしたが、間に合わ…
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